Qanbaのアケコン『obsidian』をレビュー!RAP.VX SAから乗り換えた感想

10年近く愛用しているアケコンRAP.VX SAのボタンが半年ほど前から、反応が悪くなってしまいました。

せっかくなので、GGSTと同時にobsidianに乗り換えることに。

2ヶ月使った感想とレビューをお届けします。

要約すると、レバーの精度はバッチリだけど、対戦時以外の使い勝手はVX SAのほうが良かったです。

昔から使ってるアケコンが寿命だったり、今使ってるアケコンの精度に不満があるという方の乗り換え先としては十分おすすめできます。


Qanba Obsidian Joystick for PlayStation 4 and PlayStation 3 and PC (ファイティングスティック) ソニー公式ライセンス取得製品 [海外直送品] [並行輸入品]

良いところ

レバー精度バッチリ

VX SAから乗り換えるに当たって、一番不安だったのがこの点です。

ジャムの空ダ特殊昇竜(9N623K)等の慌ただしい入力もキレイに入力履歴が出るほど、VX SAは精度が良かったです。

obsidianに変えてからも特に違和感なく操作できています。

体感では若干斜め入力の前後に縦横が混ざることが増えましたが、ここは慣れの問題かなと。

最近格ゲーばかりでSTGをやれていないので、STGをやったらまた評価が変わるかもしれませんが、現時点ではgood評価です。

R3とL3ボタンがある

VX SAではありませんでした。

とはいえ、私が遊んできたゲームでは基本無くても困らなかったというのも正直なところ。

唯一DOA6だけは、トレモでR3L3を使い、しかもボタンを変更できないという状態で、非常に練習しづらかったです。

今後もアークやカプコンの格ゲーで必要になることはないと思います。

ただ、格ゲーメインではない会社の格ゲーを遊ぶときには必要になってくるかもしれません。

微妙なところ

ボタンがPS準拠

PCゲーマーにとってはかなりの致命傷。

PSでは〇×△□となるところを、xboxではBAYXと表記されます。

PCゲームでは基本的にxbox方式の表記が採用されているため、AやY等と操作の指示が出ます。

どのボタンかわかりません

右上のボタン群が操作しにくい

右上には対戦中は使用しないような細かいボタンが集まっています。

左から順に、PSボタン、シェア、ターボ、モード、L3、R3、OPTIONS、LEDと並んでいます。

これが等間隔で並んでいて、目視確認しないとお目当てのボタンを押すのが非常に難しいです。

VX SAでは中央右側にスタートボタンが、右上にはキノコボタン(PSボタンのxbox版)とセレクトボタンしかなかったので、いちいち目を向けなくても操作できました。

obsidianではR3とL3があるので多少はしょうがないと思いますが、それでも中央右にスタートとセレクト、中央左にR3L3など、小分けにして目視せずに操作できる配置にしてほしかったです。

というかLEDボタンがいらない。

トレモ中にメニュー開こうとしてLED点灯パターン切り替わったときのストレスたるや。

ケーブルをしまうところのフタが固い

購入するにあたって調べてるときに一番見かけた批評。

本当に固かったです。

遊び終わったらコードを片付けてしまいたい人や、頻繁に外へ持ち歩く人には不便だと思います。

(本体にケーブルをしまわずに、外で縛ってしまう運用であれば問題ないですが)

おわり

RAP.VX SAが初めてのアケコンだったので思い出補正もあるでしょうが、ちょっと不満が多いレビューとなってしまいました。

今のところ、追加されたボタンが恩恵どころか障害になってます。

とはいえ対戦中は特に不満なく動かせてるので、最重要なポイントはOKかなと。

でも正直VX SAの新品が出たらもう一回買いたい。


リアルアーケードPro.VX SA(Xbox 360用)