子どもにピアノを習わせるときに気を付けたいこと3選!

  • 2021年7月3日
  • 2021年7月3日
  • 雑記

子どもの習い事っていろいろありますよね。

ピアノは定番の1つだと思います。

私も子どものころからピアノを習っており、ピアノのおかげかは未知数ですが、学業もスポーツもそれなりの成績を収めて幸せに成人になっています。

今ではピアノを副収入につなげることもできて、親への感謝は本当に絶えません

一方で、今思うと実は良くない練習をしてたんじゃないかという後悔もあります。

そこで、実際にピアノを習ってきて、今振り返ると「もっとこういう風に教えてくれてたらな~」と思ってしまうことを挙げていきます。

これから子どもにピアノを習わせるという親御さんに、そしてピアノを習う子どもに、後悔が残らないよう当記事を参考にしていただきたいです!

歌いながら弾かせる

家での練習の際は、メロディを歌いながら弾かせましょう。

幼少のころにいきなり歌いながら弾くのも難しいと思いますので、その場合は歌うだけでもいいです。

とにかく歌わせましょう

一昔前に流れていたヤマハ音楽教室のCMで、ドレミファソーラファミッレッドーと子どもたちがみんなで歌っているCMを覚えていますでしょうか。

イメージはあんな感じです。親御さんが代わりにメロディを弾いてあげながらでもいいので、メロディを歌わせることが大事です。


こんなにも歌うことを重要視してるのは主に下記の3点のためです。

  • 音感が身につく
  • 表現力が上がる
  • 成長が早くなる


まず音感について。歌って音感を身に着けることは、大人の音感トレーニングにおいても基本です。

ましてや子どもがそれをやったらどうなるか。

とても優れた音感を身に着けることができます。

私が最も後悔しているのがこの点です。

歌うことなく練習してきた私は、音を聞いてもピアノで一音一音照らし合わせないと音程がわかりません

ピアノ系Youtuberのように、初めて聞いた曲をすぐに弾けるような技術を身に着けてほしい場合は、必ず歌わせましょう

また、下のほうで挙げているコード理論についても、音感があるほうが理解が早く、深くなります。

スポーツにおける体力のように、音感は音楽における最重要な基礎能力です。


次に表現力について。歌は、ピアノよりも明確に気持ちを乗せることができます。

ピアノは、どんなに感情を乗せて弾いても、無感情で弾いても、強さが同じであれば同じ音が鳴ります

(もちろん実際の演奏の中では感情によってタッチの強弱やリズムにブレが生じ、そこから感動が生まれるわけですが。)

ですが、歌は気持ちがストレートに声に乗ります

いきなりピアノで気持ちを表現しようとしても難しいので、まずは同じメロディーを歌い、感情の乗せ方をイメージできたうえでピアノで弾くと、人の気持ちを揺さぶる演奏ができるようになります。


最後に成長が早くなることについて。

受験勉強の時、手を動かすだけではなく声で読み上げて覚えろという話を聞いたことがありませんか?

音楽も同じです。

メロディラインを歌うことでより早く覚えられ、ピアノで演奏する際も、次の音が何か知っているのですぐに弾けるようになります。

歌わずにいきなりピアノで挑戦しても、最初はメロディラインが頭に入っていないので、1音1音ぽーんと鳴らす感じになり、メロディが頭に入ってきません。

まずは歌うこと。それからピアノの練習という流れが大事です。


ちなみに小学校高学年くらいになってくると、右手の音符量が増えてメロディが歌えなくなってくると思いますが、すべての音ではなく大きなメロディの流れで歌えば大丈夫です。音名ではなくラララやハミングでもOK!

たとえばショパンエチュードにあるエオリアンハープという曲。非常に音数が多いですが、大きなメロディの流れは右手の小指で引く一番高い音です。このメロディラインを歌えば大丈夫です。

コードを教えてくれる先生を選ぶ

こちらは教室選びについて。

コードというのは、和音のことです。

コードの理論を知ることで即興演奏だったり、ポップスやジャズなど、いろんな曲を思い通りに弾くことができるようになります。

このコードの理論は、ポップスやジャズ出身の先生だと詳しいのですが、クラシック一筋の先生だと弱いことがあります。

ポップスやジャズは大まかなメロディとコードだけが書かれた譜面で自由に演奏するのに対し、クラシックではすべての音が楽譜に書いてあって、その通りにキッチリ弾くという性質の違いによるものです。


このコードを学ばなかったことも私も後悔の1つです。

大学時代にコードを学んだことで改善されてきましたが、それまでは楽譜の用意された曲しか演奏することができませんでした

好きなバンドの演奏をしたくても、ピアノアレンジの楽譜が発売されてないと演奏できなかったのです。

コード理論の知識と上で挙げた音感を身に着けることで、楽譜がなくても好きに弾くことができるようになります。


部活や受験で忙しくなり、いつかピアノ教室に通えなくなる日がきます。

そうなると先生から次の課題曲を渡されることがなくなり、自分で好きな曲を探して演奏する必要がでてきます。

そして、その好きな曲の楽譜がある確率というのは、非常に低いものです。(クラシックが好き!!というのであれば問題はないですけどね)

実際私の周りでは、クラシック一筋でコードを学ばなかった人は教室をやめた後ピアノもやめてしまう人が多く、バンドなどでピアノを始めて、コード理論を知っている人は今も長く続けています

ピアノ教室をやめた後もピアノを続け、一生モノの経験としていくには、コード理論の知識は欠かせません

できるだけコード理論も教えてくれる先生を探しましょう。

※始めたてでいきなり理論を習ってもチンプンカンプンだと思いますので、小学校3~4年くらいから意識できるといいと思います。

辛抱強く見守る

最後は私の後悔からというより、親への感謝から1つ。親御さんへのアドバイスです。

ピアノを始めても、すぐにはキレイな演奏なんてできません。

1年たってようやく童謡を弾けるような難易度の習い事だと思ってください。

また、たとえ10年やったとしても、新しい曲を始めるときはどうしてもギクシャクとした、聞き心地のよくない不快な演奏になってしまいます。

(上で挙げた音感とコード理論が完璧であればある程度は形になるかもしれませんが。。)


まずは覚悟してください。

これから十年。家の中で不気味な、途切れ途切れの、よくわからない音がポロポロ聞こえてくるようになります。

上達するにつれて一週間ほどで曲の形が見えるようになってきますが、それでも定期的に複雑怪奇な音を聞くことになります。

本当に複雑怪奇な音です。弾いてきた私が言うので間違いありません。

その音に耐えきれるか、自分に聞いてください。そして覚悟を決めてください


覚悟を決めたら、あとは優しく見守ってあげてください

子どもは自由気ままです。

まったく練習しないときもあれば、一日何時間も練習して喧しいときもあるでしょう。

でも、できるだけ邪魔をしないで見守ってあげてください

一番大事なのは、音楽を好きであり続けることです

あなたが練習を強制させたり、止めさせたりすることで、音楽を嫌いになってしまうことだけは絶対にあってはいけません。


また、いろいろなジャンルの音楽に触れさせましょう。もちろんこれも強制してはいけませんが。

あなたの好きな曲を紹介するのもよし。テレビで流れた曲に関心を持ったらそれを調べてあげるのもよしです。

ただ先生に言われるがまま課題曲を練習しているだけだと、いつか終わりを迎えてしまいます。

一生モノの経験とするために、幅広く音楽への関心を持たせましょう。

繰り返しになりますが、一番大事なのは、音楽を好きであり続けることです